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夜間学校で保育士資格が取れる!メリット・デメリットは?

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夜間学校で保育士を目指そう

保育士資格を取るための方法として代表的なものは2つあります。

1つ目が保育士試験に合格すること、2つ目が特定の学校に通い卒業することです。

社会人になってから資格の取得を目指す人のほとんどは試験の受験を選びます。やはり日中に仕事をしている以上学校に通うのは難しいと判断したのでしょう。

そんな人に紹介したいのが「夜間学校」という選択肢です。実は保育士の資格を取得できる学校の中には夜間開校している学校があるのです。

このページでは夜間学校に通い保育士資格を取得することのメリット・デメリットについてお話します。

保育士資格がとれる夜間学校ってなに?

資格を取るために学校に通おうと考えても夜間学校という選択肢は選びにくいです。

夜の時間帯に学校に通うということに対してあまり良いイメージを持っていない人が多いのかもしれません。

まずは保育士の資格を取得することができる夜間学校についてどのような場所なのか詳しく説明します。

夜間学校とは

昼間に開校されている全日制に対して、事情があり日中に学校に通えない人のために夜の時間帯に開校されている学校を指します。

専門学校だけでなく、大学や高校でも夜に開校されているタイプの学校が存在します。

保育士のみならず様々な資格を取得できる夜間学校があるので、社会人になっても資格取得のために通っている人が多いです。

保育士になれる夜間学校で学ぶ内容

もちろん立派な保育士になるための勉強をします。

特徴としては保育士試験に向けての勉強をするわけではないので、保育士として働くことになったあとに向けての勉強が多いです。

実習などがある場合もあり、独学では決して身につかない実践的なスキルが身につきます。

全日制との違い

全日制とは開校されている時間帯が異なるわけですが、その他の違いとしては「年齢層」「学費」が挙げられます。

生徒の年齢層ですが、昼間に仕事など他のことを行っている人が多いので全日制に比べて高くなっています。

学費は全日制よりも安くなっている場合が多いです。

夜間学校に向いている人

このような人は夜に学校に通うことが向いていると考えられます。

  • 日中学校に通う時間が取れない人
  • 自分の年令から周囲に馴染めるか不安な人

夜の時間帯を有効活用できるというメリットを最大限活かして保育士資格を取りたい人には非常におすすめですね。

2017.07.24
保育士資格を取るための方法として代表的なものは2つあります。1つ目が保育士試験に合格すること、2つ目が特定の学校に通い卒業することです。社会人になってから資格の取得を目指す人のほとんどは試験の受験を選びます。やはり日中に仕事をしている以上学校...

夜間学校で保育士資格を取るメリット

夜間学校に通って保育士資格を取得するメリットとして以下が挙げられます。

  • 昼間の時間を別なことに充てられる
  • 学費を抑えられる
  • 保育士以外の資格を取得することができる
  • 試験を受験する必要がない
  • 保育士の実践的なスキルが身につく
  • ともに学ぶ仲間ができる
  • 就職先が見つかりやすい

それぞれのメリットについて説明します。

昼間の時間を別なことに充てられる

学校に通うことになると生活時間のほとんどを学校での生活に取られてしまいます。

学校に夜に通うことにより昼間の時間を別なことに充てられます。生徒の多くは日中仕事をして夜学校に通う生活をしています。

おすすめの働き方は昼間に保育園などの保育施設でバイトをすることです。実践経験も積めるので一石二鳥です。

体力的に辛い部分もありますが、両立できる範囲で勉強できるような仕組みになっているので安心してください。

学費を抑えられる

学校に通うというのは何かとお金がかかります。

少しでも学費を押さえたいのであれば全日制よりも安い夜間制を選ぶのも1つです。

また、昼間働きながら学校に通うことで収入を確保することもできるので金銭的な負担は減りますね。

保育士以外の資格を取得することができる

カリキュラムの内容や本人の努力次第では保育士以外の資格を取得することも可能です。

試験合格で資格を取得する方法では他の資格を取得できる可能性はゼロですが、学校に通えば保育士に付随するような資格を取得できるかもしれません。

今の時代は1つでも多く資格を持っていると何かと安心です。

試験を受験する必要がない

卒業することで資格が手に入るため、国家試験を受験する必要がありません。

試験のように不合格のリスクも少なく、コツコツと真面目に取り組めばほぼ確実に資格が取得できます。

時間をかけてもいいから確実に資格が取りたいのであればオススメです。

保育士の実践的なスキルが身につく

独学では絶対に身につかないような実践的な技術が身につきます。

どれだけ保育の知識だけを詰め込んでも良い保育士になることはできません。現場で役立つ力や経験が必要になります。

1人で身につけるのが難しい場合は学校に通うしかありませんね。

ともに学ぶ仲間ができる

夜間学校に通っている人の年齢層は幅広いですが、同じ志を持つ人達が集まっています。

共通点がある人は打ち解けるのも早いですし、共に学ぶ仲間がいるというのはとても心強いです。

誰かと共に学ぶことができるというだけでも学校に通う意味はあるのではないでしょうか。

就職先が見つかりやすい

自分で求人サイトなどを駆使して就職先を探さなくても学校が紹介してくれます。

求人を探すのは時間と手間がかかりますし、学校の紹介なら安心して就職できますね。

夜間学校で保育士資格を取るデメリット

夜間学校に通って保育士資格を取得するデメリットは以下が挙げられます。

  • 体力的負担が大きい
  • 仕事内容・職場によっては難しい
  • 3年間かかる
  • 学校による差が大きい
  • 試験に比べてお金がかかる

それぞれのデメリットについて説明します。

体力的負担が大きい

昼間に別なことを行っている場合は体力的な負担が大きくなります。

勉強には集中力も使いますし、肉体的にもそうですが精神的な負担も大きいかもしれません。

体調や生活リズムに気をつけて可能な範囲で学びましょう。

仕事内容・職場によっては難しい

残業が多い仕事・職場の場合は学校との両立が難しいです。

フルタイムで働いたあとの学校は非常に大変ですので、時短勤務などが利用できるならば利用したほうが良いです。

学校に行きさえすれば良いわけではありません。万全の状態で学びに取り組めるようにしましょう。

3年間かかる

専門学校は全日制の場合は2年間で卒業できますが、夜間の場合は3年かかります。

期間が長ければ長いほどモチベーションの維持は難しいです。

少しでも早く働きたい、3年も待てないと考えるならばおすすめできません。

学校による差が大きい

夜間学校は学校ごとの内容に差が大きいです。

学びの質、卒業の難易度などが大きく異なるので、入学を検討しているならば下調べを入念に行いましょう。

試験に比べてお金がかかる

全日制と比較すると学費は安いですが、試験の受験と比較すると圧倒的にお金がかかります。

学校に通うだけのお金がないのであれば、必死に勉強して試験合格を目指しましょう。

夜間学校で保育士になろう!

夜間学校は選択肢にすら無いという人が結構いますが、選択肢を減らすは良くない傾向です。

自分には合わないと決めつける前に少し考えてみましょう。

この機会に夜間学校で保育士資格を取るという方法について検討してみてください。

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